ハムスターは結構煮干しを好きな子が多いです。
煮干し1匹を渡すと両手で器用に持っておいしそうに食べます。
煮干しには動物性タンパク質などのハムスターに必要な栄養を豊富に含んでいます。
しかし、与えすぎてしまうと体調を崩してしまうこともあるので注意が必要です。
この記事ではハムスターに煮干しを与えるときの量や頻度、注意点などを紹介します。
この記事を読めば、ハムスターのことが分かると思いますのでぜひご覧ください。
ハムスターに一度に与える煮干しの量
- ドワーフハムスターには1匹
- ゴールデンハムスターには1〜2匹
ハムスターへの煮干しの量は、ハムスターの種類別に分けて考えましょう。
ハムスターには大きく分けて、小型のドワーフハムスターと大型のゴールデンハムスターの2種類が存在します。
ドワーフハムスターには小さめの煮干し1匹与えれば十分です。
煮干しは、1匹あたりで含まれている栄養分が非常に多いので、小型のハムスターに与えすぎると過剰摂取になる可能性があります。
そのため、大型のゴールデンハムスターでも2匹程度と考えておいた方が無難です。
グラムで換算すると、1グラムから2グラム程度で十分です。
YouTubeでは「ハムスターちゃんねる」さんがハムスターに煮干しをあげている姿を紹介しています。
夢中で食べている姿がとてもかわいいですね^^
ハムスターに煮干しを与える頻度
週1回程度おやつとして与えるのがおすすめ
煮干しには、カルシウム、鉄分、亜鉛、DHA・EPA、ビタミンD、カリウムなど多くの栄養分が含まれています。
ただ、含まれている栄養分が豊富過ぎて頻繁に与えすぎると過剰摂取になる可能性が高くなります。
実際に、煮干しの過剰摂取には尿路結石や内臓への負担が考えられますので気を付けなくてはいけません。
ハムスターに対しては、個体を問わずに週に1回程度にしておくことが重要です。
これは、ハムスターが肥満になりやすい傾向があるからです。
カロリーが多くならないようにすることで、バランスよく食べさせることが大切です。
人間用に加工された煮干しは与えてはいけない
煮干しには、人間用やハムスター用など様々な目的に応じて開発されたものが多くあります。
ハムスターに与えるときに、手持ちのハムスター用の煮干しが切れている場合、人間用の商品で代用する人もいますがこれは絶対にやってはいけません。
人間用の商品には、塩分が多い傾向があるからです。塩分摂取が多くなると、肝臓などに負担が生じやすくなるため病気になりやすくなります。
加工されたものの中には、ハムスターに全くあわない成分も存在しますので、塩分控えめのものであっても与えないように気を付けなくてはいけません。
ハムスター用の煮干しは小動物を扱っているお店やネットでも販売されています。
煮干しはおやつとして与えるのがおすすめ
ハムスターへの煮干しは、主食ではなくおやつ程度として与えることが大切です。
そもそも、毎日与えるものではありませんし、頻繁に食べさせると逆に体の健康状態を害してしまうリスクも生まれます。
代表的なものでは、ハムスターにとってカルシウムやプリン体が多いという点です。
これら2つは尿路結石になるリスクを抱えているものですが、ハムスターはこの症状になりやすい背景があります。
そのため、毎日食べさせると逆効果になるので、週1回のおやつ程度と考えるのが賢明です。
まとめ
ハムスターには、煮干しが好きな個体も多いので頻繁に与えてしまうこともあります。
しかし、健康状態を考慮するのならば、むしろマイナスになることもあるという点をきちんと理解しておく必要があります。
ハムスターにとって良い栄養分が含まれていることに違いはありません。
ただ、それは一定の範囲内であるということを理解しておきましょう。
ドワーフハムスターには週に1匹、ゴールデンハムスターでも週に2匹程度と考えておき、あくまでもおやつ程度で与えましょう。
今回紹介した商品
コメント