ハムスターの好きな食べ物25種類をランキングで紹介!【初心者向け・与え方も解説】
ハムスターは好奇心旺盛で、色々な食べ物に興味を持つかわいいげっ歯類です。毎日の食事は、栄養バランスの取れたペレットを主食として与えるのが基本。その上で、野菜や肉類、ナッツ、フルーツなどを副食やおやつとして少しずつあげることができます。
「うちの子、どんな食べ物が好きなんだろう?」「これってあげても大丈夫なのかな?」
ハムスターを飼い始めたばかりだと、食べ物に関する疑問がたくさん出てきますよね。実は、ハムスターにも人間と同じように好き嫌いがあります。せっかくなら、喜んで食べてくれるおいしいものを色々と与えてあげたいですよね!
この記事では、ハムスターに安心して与えられる好きな食べ物を、ペレットから野菜、フルーツ、穀物、動物性たんぱく質まで、合計25種類をランキング形式で詳しく紹介します。それぞれの食べ物の与え方や注意点も一緒に解説するので、この記事を読めば、あなたのハムスターがもっと喜ぶ食事のヒントが見つかるはずです。ぜひ最後までご覧ください!
ハムスターの食事の基本を理解しよう!
ハムスターの健康を守る上で、食生活はとても大切です。まずは、ハムスターの食事の基本的な考え方を知っておきましょう。
ハムスターの食事の3つの基本
- 主食は「ペレット」: ハムスターに必要な栄養がバランス良く含まれています。毎日決まった量を与えましょう。
- 副食は「野菜・果物・穀物など」: ビタミンやミネラル、食物繊維などを補給するため、少量与えましょう。
- おやつは「ひまわりの種など」: ご褒美やコミュニケーションのために与えますが、高カロリーなのであげすぎに注意しましょう。
ハムスターの好きなペレット5選!【主食の選び方】
「ペレット」は、ハムスターが健康に生きていくために必要な栄養がすべて詰まった総合栄養食です。人間のご飯と同じくらい大切なので、毎日必ず与えましょう。小さな塊のことをペレットと呼びますが、ハムスターの好きなペレットには半生や固形などの種類があり、ジャンガリアンなどのような小さな個体とゴールデンなどのような比較的大きな個体では選ぶべき種類も変わります。
中央に穴が開いていてカリカリと食べることができるもの、小動物専門の獣医師・動物園飼育技師などが共同開発したもの、ハムスターの歯に適した硬さを持つ硬めのタイプなど、様々な種類があり、ハムスターも好んで食べてくれます。
また、ゴールデンハムスター専用のペレットもあるので、自分のハムスターに合ったものを選びましょう。
1. イースター ハムスターセレクション 400g
ハムスターセレクションは、バランスの取れた総合栄養食ペレットです。小動物専門の獣医師の指導や、動物園の飼育技師などの協力のもとで成分が調整されているので、安心してハムスターに与えることができます。ハムスターも喜んで頬袋にためて持ち帰ろうとしますよ。
2. 日本ペットフード ハムスターフード ハードタイプ 1kg
栄養バランスの取れたペレットで、特にハードタイプなので歯ごたえが良く、ハムスターの伸び続ける歯を適度に削り、伸びすぎを防ぎやすいのが特徴です。ペレット一粒がかなり大きいので、体が大きめのゴールデンハムスターにおすすめです。
3. キョーリン ひかりハムハム 270g
ゴールデンハムスター・ドワーフハムスターのどちらにもおすすめできるペレットです。ひかりハムハムの特徴は、ハムスターが好むミルワームを配合している点、キョーリン独自の善玉菌を配合している点、植物成分ユッカを配合することでおしっこの匂いを抑える効果が期待できる点などです。また、ナイアシン(ビタミンB3)も配合されており、スティック型なので小さいハムスターから大きいハムスターまで食べやすい形に仕上げてあります。
4. GEX ハムスタープレミアムフード
こちらも栄養バランスの良いペレットで、ゴールデンハムスター用とドワーフハムスター用それぞれが販売されています。特徴としては、草食傾向の配合で低カロリーに抑えられており、それぞれのハムスターが食べやすい大きさ・形に作られています。母乳にも含まれるRNAヌクレオチドを配合することで免疫力をキープする効果も期待できます。さらに、着色料・保存料が無添加なので、安心してハムスターに与えることができます。
5. マルカン リス・ハムスターのおいしい主食
長い間販売されている定番のペレットです。とうもろこし・小麦粉・脱脂大豆粕・アルファルファミール・ふすま・チキンミール・魚粉・穀物発酵エキスでできています。うんちの匂いを抑える効果もあります。ドワーフハムスター用に小粒タイプもあるので、ジャンガリアンハムスターなどの小さなハムスターには小粒タイプがおすすめです。また、お得用もあるので経済的にも安心です。
- 年齢に合わせる: 子ハムスター用、大人用、高齢用など、年齢に合わせたペレットを選びましょう。
- 種類に合わせる: ゴールデンハムスター用、ドワーフハムスター用など、体の大きさに合わせたものを選びましょう。
- 無着色・無添加: 余計な添加物が入っていないものがより安全です。
ハムスターの好きなペレットについてはハムスターにおすすめのペレットはこれ!選び方や与える量も紹介!で詳しく紹介していますのでこちらも合わせてご覧ください。
ハムスターが好きな野菜ランキング9選【副食・おやつ】
ハムスターにとって、野菜はビタミンやミネラル、食物繊維を補給できる大切な副食です。毎日ペレットばかりだと飽きてしまうハムスターもいるので、少量のお野菜でおやつの時間を楽しくしてあげましょう。
ハムスターが好きな野菜はこんな感じです。
- かぼちゃ
- キャベツ
- 小松菜
- サラダ菜
- さつまいも
- 大根の葉
- サヤインゲン
- セロリ
- とうもろこし
- にんじん
かぼちゃやキャベツ、小松菜やサラダ菜、さつまいもなどはハムスターの好物といえる野菜です。
なお、かぼちゃは5mmから1cmくらいの角切りにしたものをそのまま生の状態で与えると良いでしょう。ただし、少し元気がないときや体が小さい子ハムスターの場合は、生よりも加熱している方が食べやすいので、温野菜として与えることをおすすめします。
さらに、大根の葉やサヤインゲン、セロリ、トウモロコシ、にんじんなど他にもハムスターが好む野菜はたくさんあります。
【野菜を与える際のポイント】
生で与える: 基本的に生のまま与えましょう。加熱すると栄養が失われたり、柔らかくなりすぎて頬袋に詰まる可能性があります。
水気をよく切る: 洗った後は水気をしっかりと拭き取ってください。水気が多いと下痢の原因になることがあります。
少量ずつ与える: あくまで副食やおやつです。あげすぎると主食のペレットを食べなくなり、栄養バランスが崩れてしまいます。
食べ残しはすぐに片付ける: 傷んだ野菜はハムスターの健康を害する可能性があるため、食べ残しはケージから取り除きましょう。
なお、トウモロコシをあげる際には、生よりも茹でたものを用意しましょう。その理由は、茹でることで消化が良くなり、栄養を吸収しやすくなるためです。あげる量は個体の大きさにもよりますが、5粒くらいを目安にします。
ハムスターが好きな果物ランキング8選【ビタミン補給に】
ハムスターは果物も大好きです。果物はビタミン類が豊富なので、おやつとして少量与えれば、食事のバリエーションが増えてハムスターも喜びます。
- いちご
- メロン
- スイカ
- みかん・オレンジ
- バナナ
- キウイ
- ブルーベリー
- パイナップル
【果物を与える際のポイント】
糖分が多いので少量に: 果物は糖分が多く含まれているため、与えすぎると肥満や糖尿病の原因になることがあります。ごく少量(小指の先くらい)に留めましょう。
種や皮は取り除く: リンゴの種など、有害な成分を含む種や、消化しにくい皮は必ず取り除いてください。
新鮮なものを: 傷んでいる果物は与えないでください。
ハムスターが好きなフルーツについてはハムスターに果物をあげよう!安心なものから危険なものまで総まとめで詳しく紹介していますので、こちらも合わせてご覧ください。
ハムスターの好きな穀類・ナッツ類ランキング3選【高カロリーなので注意】
ハムスターの好きな穀類やナッツ類は、彼らの食欲を刺激する大好物です。
- ひまわりの種
- お米や麦(生米)
- 落花生(ピーナッツ)
ハムスターの好きな穀類といえば、ひまわりの種や小麦などが代表的です。トウモロコシも穀類の一つで、ハムスターの大好物ですし、落花生(ピーナッツ)も同じです。
しかし、これらの食べ物は高カロリーなものが多いため、与えすぎには十分注意が必要です。
【穀類・ナッツ類を与える際のポイント】
* 少量にする: 肥満の原因になりやすいので、おやつとしてごく少量に留めましょう。例えば、ひまわりの種は1日1〜2粒までが目安です。
* 殻付きがおすすめ: 殻付きのものは、ハムスターが自分で殻をむくことで顎の運動になり、ストレス解消にも繋がります。
* 無塩・素焼きを選ぶ: 人間用に味付けされたものはハムスターには適しません。必ず無塩・素焼きのものを選びましょう。
ピーナッツをあげる際には半分を目安にする、仮にひまわりの種も与えている時には避けた方が良いでしょう。ひまわりの種も高カロリーな好物ですから、特に注意が必要です。
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ハムスターの好きな動物性たんぱく質ランキング【健康維持に必要】
ハムスターは雑食性の動物なので、植物性の食べ物だけでなく、動物性のたんぱく質も少量ですが必要とします。特に、妊娠中や授乳中のハムスター、成長期の子ハムスターには大切です。
- ミルワーム
- チーズ(低脂肪・無塩)
- 煮干し(無塩)
【動物性たんぱく質を与える際のポイント】
* 少量に留める: あくまで栄養補給のためなので、与えすぎは禁物です。
* 加熱処理されたもの: 生の肉や魚は避けて、加熱処理されたものを選びましょう。
* 加工されていないもの: 人間用の味付けされた食品は与えないでください。
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ハムスターに与えてはいけない危険な食べ物
ハムスターの健康を守るために、絶対に与えてはいけない食べ物も覚えておきましょう。これらを与えてしまうと、中毒症状を起こしたり、消化器系の病気になったりする可能性があります。
- ネギ類(玉ねぎ、長ネギ、ニラ、ニンニクなど): 貧血を引き起こす可能性があります。
- アボカド: 中毒症状を引き起こす可能性があります。
- チョコレート、お菓子類: 糖分やカフェイン、脂肪分が多く、肥満や病気の原因になります。
- アルコール類: 絶対に与えてはいけません。
- 人間用の加工食品: 塩分、糖分、添加物が多く含まれているため不適切です。
- 生の豆類(大豆、インゲン豆など): 消化不良や中毒を起こす可能性があります。
- 生のじゃがいも(芽や皮も含む): ソラニンという有毒成分が含まれています。
- 観葉植物: ハムスターにとって有毒な種類が多いです。
- もち米や餅: 粘り気が強く、頬袋に詰まる危険性があるため絶対に与えないでください。
- きのこ類: 中毒の可能性があるため避けてください。
これらの食べ物は、ハムスターの命に関わることもあるので、絶対に与えないようにしましょう。
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まとめ:ハムスターの好きな食べ物を知って、愛情いっぱいの食生活を!
ハムスターの好きな食べ物を25種類にわたってご紹介しました。日々の主食であるペレットに加え、様々な野菜や果物、穀物、動物性たんぱく質を適切に与えることで、ハムスターは栄養バランスの取れた健康的な食生活を送ることができます。
最後に、ハムスターに食べ物を与える際の重要なポイントを改めてまとめます。
- 主食は必ずペレットにし、副食やおやつは少量に留める。
- 与える量や頻度を守り、肥満や下痢に注意する。
- 生米や茹でたトウモロコシなど、与え方に注意が必要なものがある。
- もち米や餅、ネギ類、チョコレートなど、絶対に与えてはいけない食べ物を覚える。
- 食べ残しは衛生面を考慮して必ず回収する。
ハムスターの好物は個体によって差がありますが、安全な食べ物の中から色々試して、あなたのハムスターがどんな食べ物を一番喜ぶかを見つけてあげるのも楽しい時間になるでしょう。たくさんの愛情とともに、美味しい食事を提供してあげてくださいね!
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