デグーにおすすめのチモシー紹介!
「チモシー」はデグーにとって主食になる植物です。

人間にとってのご飯やパンのような食べ物ということですね。

お店やネットなどで販売しているチモシーの種類もかなり増えてきて、どれをデグーにあげていいのか迷ってしまいます。

私はデグーを飼い始めていろいろなチモシー調べて試してみました。試した中でもうちのデグーが好きだったチモシーを紹介しようと思います。

この記事を読めばデグーのチモシーにおすすめな商品や種類、与える量などチモシーに関する事がわかりますのでぜひご覧ください。

なお、この他のデグーの飼い方は下の記事にわかりやすくまとめてますので、こちらも参考にしていただければ幸いです。


スポンサーリンク


デグーの主食であるチモシーついて

デグーのチモシーのおすすめ商品紹介

おすすめ商品を紹介する前に、まずはデグーが食べるチモシーがどんな植物なのかご紹介します。

デグーの主食であるチモシーとは

チモシーとは、イネ科に属する多年草で、和名だと「オオアワガエリ」といいます。ことわざの「濡れ手に粟」の粟(あわ)の仲間です。年間に3回刈り取ることができます。

学名(Phleum pratense)、英名(Timothy)

日本にはもともとなかった植物ですが、いまでは雑草として河川敷などに生えています。

ペット用のチモシーは、日本では主に北海道産、海外ではアメリカ産やカナダ産のものが多いです。

花粉症の方はご注意を

オオアワガエリは花粉症の原因植物でもあるので、イネ科のアレルギーがある方はお気をつけください。

スポンサーリンク

チモシーの種類

チモシーを食べているデグーの画像
チモシーは産地や刈り取る時期、圧縮方法、カットする長さなどでバリエーションがいろいろあります。

チモシー1番刈り

大人のデグー向きのチモシー。

茎が固く、栄養価も高いです。固いチモシーは歯の伸び過ぎによる、不正咬合(ふせいこうごう、英: Malocclusion)を防ぐ効果もあります。うちのデグーは1番刈りの穂の部分が特に好みです。

チモシー2番刈り

1番刈りよりもやわらかい。子供のから大人のデグーまで与えることができます。固いチモシーが苦手なデグーにおすすめです。

チモシー3番刈り

2番刈りよりもさらにやわらかい。固いチモシーが苦手なデグーや子供、高齢のデグーにおすすめ。

とてもやわらかいので、寝床にすることもあります。うちのデグーはふとんの代わりになると思ったのか、ふとんの中に押し込んだり、上に敷き詰めたりします。

チモシーの圧縮方法 シングルプレス・ダブルプレス

デグーの画像1
チモシーはかさばるので、プレス機で圧縮して袋詰しているんです。シングルプレスよりもダブルプレスの方が強く圧縮してあります。

シングルプレス

葉や茎が潰れたり崩れたりすることが少ない。しかしかさばるんです。

ダブルプレス

強い力で圧縮しているので、葉が崩れやすく茎も潰れていることがほとんど。

チモシーキューブ

チモシーをぎゅうぎゅうに押しつぶしてブロック状に固めています。うちではおもちゃ感覚でたまにあげていますがあまり好みではないようです^^;

チモシーのカット方法

チモシーをカットしている長さによって呼び方がかわります。呼び方と長さはメーカーによって多少ばらつきがあります。

主に、「ロング」(長い)・「ショート」(短い)・「ベリーショート」(とても短い)と書いていることが多いです。

デグーにおすすめのチモシー

デグーにおすすめのチモシーを紹介していきます。

飼い始めや、飼っているデグーの好みがわからない場合、ますはチモシーのお試しセットがおすすめです。色々な種類をあげてみて好みを見極めましょう^^

デグーの好みがわかってきたらそれに合わせて、好みのチモシーをあげましょう。

固いチモシーが好きなデグーにおすすめ

固いチモシーが好みであればこちらがおすすめです。

いままであげてきたチモシーの中でもかなり好きなようで、あげるとすぐに食べていました。特に穂の部分が好きです。

柔らかいチモシーが好きなデグーにおすすめ

柔らかいチモシーが好きなデグーには「北海道ファーストチモシー」がおすすめです。一番刈りとは思えないほどのやわらかさです。

うちのデグーはふとんの上に敷き詰めたりもします。

APDチモシーゴールドヘイ(2番刈りティモシーゴルドヘイ)もおすすめ。

葉の部分が多くて茎がほとんど含まれないので、チモシーの硬い部分が苦手なデグーにおすすめのチモシーです。

散らからないのがおすすめ!ペレット状のチモシー

デグーにおすすめのチモシー

ペレット状に加工しているチモシーもあります。「チモシーのきわみ」という商品です。

散らかりにくいしある程度の硬さもあるので歯の伸び過ぎも防ぐことができますさらに、グルテンフリーなので安心です。

片手持ちで食べている姿がかわいいですよ^^

チモシーの極みの注意点としては

チモシー以外にも糟糖類、にんじん、食塩、乳酸菌EC-12などが使用されていますのであげすぎには気をつけましょう。

うちでは朝と夕方「チモシーのきわみ」を4〜5本程度と「北海道ファーストチモシー」を一緒にあげています。その他にもおやつをあげたりします。

¥1,600 (2024/03/18 18:03:33時点 楽天市場調べ-詳細)

うちではチモシーだけではなくほかの牧草もあげます。詳細は次の章でご説明します^^

チモシー以外の牧草のおすすめ

デグーはチモシー以外の牧草も好きなんです。チモシーを主食として、他の牧草も一緒にあげることで、栄養バランスの偏りがなくなるのでぜひあげてみてください。

種類としては、イネ科とマメ科があります。

イネ科の牧草

タイトルが入ります

  • 大麦若葉
  • オーツヘイ
  • オーチャードグラス
  • イタリアンライグラス
  • トールフェスク
  • バミューダグラス
  • エンバク
  • ライ麦

マメ科の牧草

タイトルが入ります

  • アルファルファ

この中でもとくに大麦若葉がうちのデグーは好きです。袋を開けたときに緑茶のようなすごくいい匂いがします。

チモシー以外の牧草もぜひあげてみてください!



デグーにあげる際のチモシーQ&A

デグーのチモシーに関する疑問にお答えします。

デグーにはチモシーをどのくらいあげればいいの?

どのくらいあげればいいのか迷いますよね。デグーの本には「無制限のイネ科の牧草」や「無制限に与えられるチモシーが主食」と書かれています。

ただし、一度に大量にあげるというわけではなく、次のごはんの時間までに食べ切れる位の量をあげてください

うちであげている量はこれくらいです。100均で売っていたグラタン皿に入れてあげています。
デグーにあげるチモシーの量

チモシーや牧草は長時間おくとダニが発生したり、湿気を吸収しやすいのでカビが生えることもあります。

なので、次のごはんの時には食べ残しているチモシーを捨てるようにしましょう。

デグーはチモシーをたくさん食べてもいいのか?

結論から言うと良いです。ただし、チモシーやイネ科の牧草だけです。

チモシーはその殆どが繊維でカロリーが少ないのでたくさん食べても大丈夫なんです。

あげる量としては、デグーの大きさにもよりますが、うちのデグーの場合は、ひとつかみ程度あげています。様子を見ながら調整してください!

たくさんあげても良いと書きましたが、マメ科のアルファルファなどは栄養価が高いのであげすぎないようにしてください。

デグーを飼うにあたり健康には気をつける必要がありますよね。病院に通うことは避けたい所です。

万が一病気になったときのことを考えると保険に入ったほうがいいのか気にすることもありますよね。
デグーの入ることのできる保険については別記事でまとめていますのでこちらもあわせてご覧ください。

チモシーの保存方法

チモシーの600gの袋などを開けると結構(1ヶ月くらい)なくらないんですよね。なので、保存するときは次のことに気をつけましょう。

保存方法としては

  • 涼しく日の当たらない場所
  • 開封後は密閉できる容器に入れる
  • 乾燥剤を入れておく

湿気と温度、密閉することを気をつけておけば問題ありません^^

デグーにチモシーをあげる時におすすめの器

デグーにチモシーをあげる時の入れ物も色々試しました。なかなかいいサイズや材質のものがないんですよね。

選ぶ際はあげているチモシーの長さで選ぶのがいいと思います。

ロングのチモシーの入れ物

私がいいと思ったのは「サンコーワイドフィーダー」です。デグーはなんでもかじっちゃうので、外付けのフィーダーがいいと思います。

それと、チモシーが長くても差し込みやすいです。

ショートのチモシーの入れ物

先に紹介したフィーダーでも問題ありませんが、最近は百均で見つけたグラタン皿を使っています。

器が大きすぎると中でおしっこしたりしておごれるし、小さいとチモシーが入らない。プラスチックだとかじるし、いろいろ試した結果、陶器製のグラタン皿に落ち着いています。

チモシーをあげた途端に散らかってしまうので、あまり気にする必要もないんですけどね^^;

スポンサーリンク

まとめ

デグーにおすすめのチモシーを紹介しました。

デグーにとってチモシーは主食となる食べ物なのでいつでも食べることができるようにしてあげましょう。

デグーは個体でチモシーの好みも違うので、まずはお試しセットで飼っているデグーさんの好みを探るといいと思います。

この他のデグーの飼い方などの情報については別記事にまとめてありますので、こちらも参考にしていただければ幸いです。