デグーの毛色を紹介します
デグーの色ってどのくらいの種類があるかご存知ですか?

デグーの毛色の種類としては、サンドやパイド・アグーチ・ホワイト(白)・オレンジ・ブルーなどなど。

同じデグーでも色によって見た感じの印象がかなり違いますよね。うちのデグー【るーな】は一番メジャーな色で、ペットショップでもよく見かけると思います。こんな色をしています。
アグーチ!デグーのるーな

この色はアグーチといいます

私が最初にうちのデグーをみたときに感じたことは、「何だか野性味溢れる色だな」って感じでしたが、実際に飼って見慣れてくると結構奥深い色なんですよね。

毛先と毛元の色が違ったりして奥行きを感じます。

この記事では、アグーチやそのほかの色についてはこれから順番に紹介していきます。

※私が飼っているデグーの色以外の写真は、Twitterで紹介してくださっている方のものを厳選して埋め込ませていただいています。

なお、この他のデグーの飼い方は下の記事にわかりやすくまとめてますので、こちらも参考にしていただければ幸いです。


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デグーの毛色の種類

まずはどんな色があるかを紹介します。

■デグーカラー

  • アグーチ(ノーマル)
  • ブルー
  • アグーチパイド
  • ブルーパイド
  • サンド
  • クリーム
  • ホワイト
  • ブラック

ご覧の通りデグーの色はそんなに多くないんですよ。

しかも2018年現在、日本で購入できる色としてはアグーチ・ブルーとそれぞれのパイド(パイドの意味は後ほど)、最近はサンドもペットショップで見かけることがあるようです。

続いて、それぞれの色について詳しく説明していきます。

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デグー アグーチ(ノーマル)

アグーチ!手乗りデグー

アグーチとは、野生で暮らしているデグーの色です。デグーだけではなく、そのほかの野生で生きている動物の毛色もアグーチと呼びます。

ノーマルと書いている場合もあります。

茶色とグレーの毛が混じり合っていて、毛元の色が一番濃く毛先に行くほど色が薄くなります。お腹の毛はクリームっぽい白色。

デグーと言えばアグーチを思い出す方が多いのではないでしょうか。

うちのデグーもアグーチです。野生的でいい色ですよね?一番デグーらしい色と言っても過言ではないと思います。

販売価格は4000~10000円程度。

デグー ブルー

ブルーデグー

ブルーという名前ですが、私は薄いグレーという印象を持ちました。

ブルーもペットショップなどでよく見かける色です。
しかし、ブルー色ができたのは1990年代後半でかなり最近に生まれた色なんです。

それと、ブルーのデグーは体が弱い(病気にかかりやすい)子がアグーチなどと比べて多いとされているので、選ぶ際には少し注意が必要です。

販売価格は8000~20000円程度。

もし、飼い始めてから体が弱いことがわかった場合でも落胆することなく飼いましょう。弱いからといって長生きしないとは限りません。

日々の注意点としては、食欲・見た目・動き・飲水量・排泄物・体重などですね。それと、デグーをちゃんと診察してもらえる動物病院をなるべくおうちの近くに見つけておくことです。

デグー アグーチパイド

ノーマルパイドともいいますパイドとは毛の色ではなく柄のことでぶち模様になっていることを指します。

アグーチ色でぶち柄のデグーということで、アグーチパイドといいます。最近はアグーチ色の比率で、パッチドアグーチやホワイトパッチドアグーチと分けている場合もあります。

柄の出方は個体により様々です。

販売価格は10000~15000程度。

デグー ブルーパイド

ブルー色の比率で呼び方が違う時があり、パッチドブルーやホワイトパッチドブルーと書いているお店もあります。アグーチパイドと同じでブルー色でぶち柄のデグーということです。

それと、パイドもブルーのデグーと同じように体が弱い子が出やすいとされているので、注意が必要です。

販売価格は15000~35000程度。

デグー サンド

アグーチよりさらに薄い黄色がかった色ですね。私は実際に目にしたことはないのですが、日本でも販売しているお店があるようです。

価格は30000円程度

デグー クリーム

クリームも実際にみたことがない色ですね。出会うことがあればかなりレアカラーだと思います。

Twitterでアップしている方の画像から見ると、アグーチのお腹の色に近いですね。個人的にはすごくいい色だと思います。

販売価格は
販売価格はホワイトパッチドブルーなど、人気があり珍しい色が高くなります。それと、尻尾が切れていたり、耳をかじられて形が悪いデグーは、値段が格安の場合が多いですね。

ずっと一緒に暮らして行くデグーなので、値段だけで決めずに自分にあうデグーを探すことをおすすめします。

ここからはまだ日本ではあまり見かけない色のデグーを紹介します。



デグー ブラック

文字通り全身が黒色のデグーです。日本で販売しているという情報は調べても出てきませんでした。

もし売っている情報などお持ちの方はコメントに書き込んでいただけると嬉しいです。

デグー ホワイト

全身真っ白のデグー、パイドでかなり白色が多いデグーはホワイトに近い存在だと思いますが、全身真っ白はなかなかいないですね。

ホワイトを紹介するのにネットで利用できる写真がないか探してみましたが、見つけることができませんでした。

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ここからは、色に関係する気になる部分をまとめて行きたいと思います。

デグーは毛色によっては体が弱い?

各色の章で少し触れましたが、ブルーやパイドは体が弱い子が多いと聞くことあります。

デグーはもともとアグーチが野生で、そのほかの色は様々な交配によって生まれて来ているんですよね。

交配で色や特徴を出して行く方法は犬や猫、そのほかの動物でもブリーダーさんが頑張ってくれることで、特徴的なペットを飼うことができるわけです。

しかし、その過程の中で近親交配などがあった場合は、体の弱いデグーが生まれて来てもおかしくありません。

もちろん全ての個体が弱くなるわけではないので、どの子にするかを選ぶ際によく観察して決めましょう。

健康なデグーの選び方

まずはデグーを購入するお店ですよね。おそらく、ネット販売・ペットショップ・デグーブリーダーからの購入になるでしょう。

この段階の注意点としては、お店の方がちゃんとデグーのことを理解しているかを確認することです。

ケージ内が綺麗に保たれているか、ひどい匂いがしないかをチェックしてみましょう。さらに、ご飯はどんなものをあげていたのか、砂浴びをさせているかなどを聞いてみましょう。

そして、抱っこさせてもらえるのであれば、抱っこさせてもらいましょう。その際にどんな性格なのかをチェックするとともに、重さも感じてみてください。大きさよりもずしっとくるぐらいがちょうど良いと思います。

次にデグーの健康状態をチェックしましょう。

デグーの体調チェックポイント

  • 2本ある歯の長さが揃っているか
  • 目やになどが出ていないか
  • 目はキレイか
  • 耳の中側が汚れていないか
  • 耳をかじられた後はないか
  • 鼻水が出ていないか
  • 鼻を手でゴシゴシしていないか
  • クシャミを連続でしていないか
  • 毛並みはいいか
  • 脱毛している部分はないか
  • しっぽが途中で切れていないか
  • お尻が下痢などで汚れていないか
  • 元気が良いか
  • 食欲はあるか
  • おかしな動きなどしてないか(足を引きずるなど)
  • 怪我などしていないか

このくらいチェックしておけば安心だと思います^^

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デグーが大人になると色は変わるのか?

結論からいうと、「多少変わる」です。

例えばうちのるーなの画像で見てみましょう。

■うちに来てすぐのるーな(生後半年くらい)
生後半年のデグー

■飼い始めて3年目のるーな
3歳半のデグー

見比べるとわかりますが、多少毛色が濃くなっているんです。全てのデグーがそうではないとは思いますが、生後数ヶ月のデグーをおうちに迎える場合はずっとその毛色ではない可能性がかなり高いです。

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まとめ

デグーの色についてまとめてみました。

今の所日本でよく見かけるのは

  • アグーチ(ノーマル)
  • ブルー
  • アグーチパイド
  • ブルーパイド

と、覚えておけばいいと思います。

そして、アグーチが一番お手頃価格で続いて、ブルー→アグーチパイド→ブルーパイドと進むにつれて価格が上がります。

ブルーパイドなどの珍しい色のデグーには、体の弱い子がいることも覚えておきましょう。

もしあなたがこれからデグーを迎えるのであれば、毛色や性格なども大事ですがまずは健康なデグーを迎えることが一番だと思います。

健康については別記事で紹介していきたいと思います。

色以外にも、飼い方とか環境づくり、デグーという生態の基礎知識は飼う前に知っておきたいポイントはあれこれあります。

この他のデグーの飼い方などの情報については別記事にまとめてありますので、こちらも参考にしていただければ幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。