かぼちゃはハムスターにおすすめの野菜です。βカロテンやビタミン、カリウムなどハムスターにとっても栄養価の高い野菜です。
食べている姿もかわいいですよね。YouTubeでは「とらこの部屋TORACO’s ROOM」さんが美味しそうにかぼちゃを食べているハムスターの動画を紹介してくれています。
ハムスターも大好きなかぼちゃですが、少しだけ注意点もあります。
この記事ではハムスターにかぼちゃを与えるときに気をつけることを紹介します。
ハムスターにかぼちゃを与える量は
ハムスターにかぼちゃを与える場合には大きさとしては、5mmから1cm角の大きさにします。
野菜なので大量にあげたほうがよいかと思われがちですが、人間とは違うのでたくさんの量を一度にあげてしまうと消化ができずにお腹を壊してしまう可能性があります。
またハムスターにも個体差があるので、かぼちゃに含まれている成分が蓄積して体に強い影響を与えて具合が悪くなるかもしれません。
食べさせる量は少しずつ、食べているご飯の量や普段の様子を見ながら与えます。
かぼちゃを与える頻度は毎日、おやつとして与えて大丈夫です。
ハムスターにかぼちゃを与えるときは生?茹でる?レンジでチン?
かぼちゃは生でもOKですが、加熱したほうが食べやすくなります。
ハムスターに与える場合はよく水洗いをして水分を拭き取ってから、生で適当な大きさに切って与えます。
若いハムスターであれば実の部分は生でも食べますが、元気がない時や食欲のない時、またまだ体が小さく幼い場合や逆に高齢の場合には茹でたりレンジで加熱をした後に粗熱を取ってから与えます。
かぼちゃはたくさんのでんぷんが蓄えられている野菜なので、熱を加えることで含まれるでんぷんが糖に変わり、生の時より甘みが増します。
ハムスターにもかぼちゃの甘みは分かるので、生で与えるより加熱したほうがよく食べるようになります。
かぼちゃの種や皮などは与えてもいい?
ハムスターにはかぼちゃの種や皮を与えても問題ありません。
かぼちゃはハムスターにとっても人間と同様で栄養価が高く、実の部分以外でも皮や種まで食べることができるので、食べさせても大丈夫です。
ただし、皮をあげる場合にはかぼちゃの表面に虫よけに散布した農薬が付着している場合があるので、間違って摂取しないように注意をすることが大切です。
ほとんどのハムスターはかぼちゃが好きなので、どの部位を与えてもあげるほど食べつくしてしまいます。
仮に種を与える場合には、一日に3粒まで与えるようにします。
加工されたかぼちゃは与えてもいい?
茹でたかぼちゃの実や加熱して炒った種を与えるのはハムスターの健康維持にもつながるのでよいです。
ネットでもハムスターようにフリーズドライ加工されたかぼちゃが販売されています。
ハムスターには人間が料理に使う調味料で加工されたかぼちゃを与えてはいけません。
人間より小さいハムスターにとっては体内に摂取すると分解できずにそのまま体内に残り、悪い影響を及ぼし死に至らす場合があるので、絶対に与えてはいけません。
人工甘味料が含まれている場合にはカロリーの過剰摂取となるのですぐに太ってしまい、健康を害してしまいます。
また塩分が入っている場合にはハムスターは人間より小さいので体内に入った塩分を外に出すことができずにすぐに高血圧症になり、命を落としてしまう可能性があります。
まとめ
かぼちゃはハムスターにとっては栄養価があって、健康を維持するためにはよい食品といえます。
しかし主食ではなくおやつの代わりなので、他の野菜と交互に与えて偏りがないようにあげたり、食べさせる時には様子を見ながら一日に与える量を決めて与えなくてはいけない野菜です。
またあげる前によく水洗いをして拭き取ることや、ハムスターの健康状態や普段の食事の様子を確認してから食べさせること、飼っているハムスターの健康が悪そうであれば茹でたりレンジで加熱をしてから与えるように注意が必要です。
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