うちではハムスターにも季節の果物をあげるのが習慣になっています。冬といえばりんごのおいしい季節ですね。
もちろんハムスターもりんごを食べることができます。シャリシャリと音をたてながら、りんごを食べる姿はすごくかわいいのですが、いくつかの重要な注意点があります。
この記事ではハムスターが食べると危険なりんご、あげても良い量などハムスターにりんごをあげる時の注意点を徹底的に調べました。
ハムスターにりんごをあげる時に気をつけること
まずはハムスターにあげても良いりんごと悪いりんごがありますので、その辺りをご紹介します。
ハムスターにあげて良いりんごあげてはいけないりんご
まず一番に気をつけることは、熟れていないりんごをあげないことです。未成熟のりんごには有毒な成分が含まれていることがあります。
未成熟なりんごに含まれる有毒な成分
農林水産省のHPで紹介されていた内容なのですが、りんごなどのバラ科植物は、アミグダリンという成分をふくんでいることがあります。アミグダリン自体は無毒なのですが、同じくりんごに含まれるエムルシンという酵素などによって分解されると、シアン化水素 (青酸、HCN) を発生させます。ハムスターがシアン化水素を摂取すると、急性中毒につながることがあります。
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/naturaltoxin/loquat_kernels.html
熟れる前のりんごをあげないようにしましょう。さらに、あげすぎにも注意が必要です。
りんごなどのフルーツをあげすぎると糖分の摂り過ぎになるので気をつけてください。
ハムスターはりんごの種や皮などを食べてもいいのか
種には未成熟の実と同様の成分が含まれていますので、あげないようにしてください。皮もあげないようにしましょう。
りんごはあくまでもデザートとしてあげているので、おいしい実の部分だけを食べてくれれば満足です。
YouTubeでおいしそうにりんごを食べているハムちゃんを見つけました^^
食べている姿が、すごくかわいいですね。
種や皮はあげてはいけませんが、りんごの木の枝はかじり木としてあげてもOKですよ^^
ハムスターにりんごをあげる時の適切な量はこれくらい
ハムスターの大きさで多少は変わりますが、
- ゴールデンハムスターのような大きなハムスターには1cm角くらい
- ジャンガリアンハムスターなど、小さなハムスターには、5mm角くらい
このくらいあげれば十分だと思います。うちで飼っていたハムスターもカットしたりんごをあげると、両手で持ってシャリシャリをおいしそうに食べていました。
ハムスターにとって果物は生きていく上で必ず必要というわけではありませんので、おやつとして少量あたえるようにしましょう。
ハムスターにりんごをあげすぎると
りんごなどの水分が多い食べ物をあげすぎると、下痢などを起こすことがあります。それと、食べきれなかったりんごを小屋などに運んでしまい、傷んだりんごをハムスターが食べてしまうこともあるので要注意です。
一度で食べ切れる量をあげる食べている姿がかわいいので、ついつい、たくさんあげたくなっちゃいますが、りんごをあげるときは、一度で食べ切れる量をあげてください。
おいしい食べ物をあげすぎると味覚が贅沢になり、ペレットなどを食べなくなることもあります。
食べ残したりんごは必ず回収するようにしましょう。
あげるりんごが少ないとどうなる?
あげる量が少なくても全然問題ありません。基本的にはハムスターの主食はペレットですので、りんごなどのフルーツはあくまでもおやつとしてあげる程度で十分です。
うちでは、週に1回程度、色々なフルーツをあげるようにしていました。
りんごの加工食品はあげても良いか
りんごジャムやりんごゼリーなど、人間が食べるために味付けされたりんごは糖分のとりすぎにつながるのであげないようにしましょう。
糖分をとりすぎると”]人間と同じでハムスターも糖尿病になります。ひどいときには合併症になることもあるので、糖分のとりすぎには要注意です。
ハムスターにあげるのは、小動物のおやつとしてフリーズドライにしたりんごが販売されていますのでこちらがおすすめです。
食べている姿がかわいいからといってたくさんあげないようにしてください!
まとめ
それでは最後にハムスターにりんごをあげる時の注意点を簡単にまとめます。
- 食べる姿がかわいいからといってたくさんあげすぎない
- 毎日あげる必要はない
- 種や皮はあげてはいけない
- 人間用に味付けされたりんごをあげてはいけない
あげすぎなどでハムスターが体調を崩さないように適度な量をあげてください!
なお、その他の果物について知りたい方はまとめ記事がありますので、こちらを参考にしていただければと思います。
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