秋といえば梨がおいしい季節ですよね。うちではハムスターにも梨をあげています。
両手で持ってシャリシャリと食べている姿はとてもかわいいですからたくさんあげたくなっちゃいますよね。
でも、あげる時に気をつけないと体調を壊すこともあります。
この記事ではハムスターに梨をあげる時の注意点をまとめました。
ハムスターに梨をあげる時に気をつけること
ハムスターは雑食なので、基本的には何でも食べちゃいます。だからといって梨などをたくさん食べさせていいというわけではありません。
まずは、適切な量を紹介します。
ハムスターに梨をあげる時の適切な量はこれくらい
ハムスターの大きさで多少は変わりますが、うちではハムスターに梨をあげる時はこれくらいの大きさであげています。
- ゴールデンハムスターのような大きなハムスターには1cm角くらい
- ジャンガリアンハムスターなど、ドワーフハムスターには、5mm角くらい
このくらいあげれば十分だと思います。
うちで飼っていたハムスターもカットした梨をあげると、両手で持っておいしそうに食べていました。
YouTubeではおいしそうに梨を食べるハムちゃんが紹介されていました。
もぐもぐしている姿がすごくかわいいです^^
ハムスターにあげて良い梨あげてはいけない梨
まず一番に気をつけることは、熟れていない梨をあげないことです。未成熟の梨には有毒な成分が含まれていることがあります。
未成熟な梨に含まれる有毒な成分
農林水産省のHPで紹介されていた内容なのですが、梨などのバラ科植物は、アミグダリンという成分をふくんでいることがあります。アミグダリン自体は無毒なのですが、同じく梨に含まれるエムルシンという酵素などによって分解されると、シアン化水素 (青酸、HCN) を発生させます。ハムスターがシアン化水素を摂取すると、急性中毒につながることがあります。
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/naturaltoxin/loquat_kernels.html
熟れる前の梨をあげないようにしましょう。さらに、あげすぎにも注意が必要です。
ハムスターに梨をあげすぎると
梨などの水分が多い食べ物をあげすぎると、下痢などを起こすことがあります。それと、食べきれなかった梨を小屋などに運んでしまい、後々傷んだ梨をハムスターが食べてしまうこともあるので要注意です。
一度で食べ切れる量をあげる
食べている姿がかわいいので、ついついたくさんあげたくなっちゃいますが、梨をあげるときは、一度で食べ切れる量をあげてください。
おいしい食べ物をあげすぎるとペレットを食べなくなることもあります。
あげる梨が少ないとどうなる?
あげる量が少なくても全然問題ありません。基本的にはハムスターの主食はペレットですので、梨などのフルーツはあくまでもおやつとしてあげる程度で十分です。
うちでは、週に1回程度、色々なフルーツをあげるようにしていました。
ハムスターは梨の種や皮などを食べてもいいのか
種には未成熟の実と同様の成分が含まれていますので、あげないようにしてください。皮もあげないようにしましょう。
梨はあくまでもデザートとしてあげているので、おいしい実の部分だけを食べてくれれば満足です。
梨の加工食品はあげても良いか
ネットショップでは小動物用のフリーズドライの梨が販売されています。小動物用のものであればあげても大丈夫ですが、あげ過ぎは糖分のとりすぎになることがあるので、こちらも少量あげるようにしてください。たくさんあげれないのが少し残念ですね^^;
その他、梨を使ったケーキや梨アイス、梨ゼリーなど、人間が食べるために味付けされた梨スイーツなどは糖分のとりすぎにつながるのであげないようにしましょう。
糖分をとりすぎると
人間と同じでハムスターも糖尿病になります。ひどいときには合併症になることもあるので、糖分のとりすぎには要注意です。
まとめ
それでは最後にハムスターに梨をあげる時の注意点を簡単にまとめます。
- 食べる姿がかわいいからといってたくさんあげすぎない
- 毎日あげる必要はない
- 種や皮はなるべくあげないようにする
- 人間用に味付けされた梨はあげてはいけない
あげすぎなどでハムスターが体調を崩さないように適度な量をあげてください!
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