基本的にデグーはチモシーとペレットだけで生きていく上で必要な栄養素は確保できます。

逆を言うとチモシーだけでは栄養が足りないということなんですね。

なので、飼育するという環境ではペレットは必ずあげる必要があるともいえます。

デグーにおすすめのペレットを紹介

そんなペレットですがデグー用と書かれている商品が増えてきましたね。どのペレットが我が家のデグーにちょうどよいのか迷ってしまうほどです。

我が家でもいろいろ変えながら、うちのデグーが好むペレットを探しています。

今回は、デグーの成長・体格に合わせておすすめのペレットを紹介します。

なお、この他のデグーの飼い方は下の記事にわかりやすくまとめてますので、こちらも参考にしていただければ幸いです。

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デグーにおすすめのペレットを紹介の前に

おすすめのペレットを紹介する前に、ペレットとはなんなのかを理解しておきましょう。

デグーにあげるべきペレットの特徴

一般的にペレットとは、粉末状にしたものを筒状やキュービック状に固めたものをいいます。また固め方で硬いハードタイプ・空気を含んでかじりやすくしているソフトタイプがあります。

デグーにあげるペレットはソフトタイプ。チモシーと成長に必要な栄養素であるビタミン類やミネラル類・野草などを粉末にして円筒状に固めたものになります。

■ペレットをあげる際の注意点
ペレットをたくさんあげすぎると、肥満の原因になるとともにチモシーよりもやわらかく食べやすいので、歯の伸び過ぎにもつながります。

1日にあげるペレットの量

1日にあげるペレットの量

1日にあげるペレットの量は体重の5%を目安にしましょう。

というのが一般的ですが、チモシーだけあげる場合の目安にしてください。

我が家では上記写真くらいの量を朝と夕方あげています。おやつをあげる量などで増やしたり減らしたりします。写真のペレットは後述しますが、「チモシーのきわみ」です。

参考までに我が家のデグーの場合をご紹介します。

まずうちのデグーの体重は280g。

あげているのは「チモシーのきわみ」5〜6本程度と「デリスタイルのミックスブレンド」をひとつまみあげています。

重さを計ってみたところ4gでした。1日2回あげるので8g程度あげています。なので、我が家では体重の3%を毎日あげているという結論です。

ペレットの種類やそのほかにあげるおやつなどでも変わりますが、体重の5%はあげすぎなのかもしれいないですね^^;

ペレットと一緒にあげるおやつ、「デリスタイル」については別記事で紹介していますのでこちらを参考にしてください。

デグーの年齢・体格別におすすめのペレットを紹介

ペレットの種類が少しずつ増えてきています。

デグーの年齢や体格でペレットを選ぶことをおすすめします。

生後6〜7習慣から3ヶ月くらいまでにおすすめのペレット

ペレットが必要になるのは離乳後になります。生後6〜7週間くらいから3ヶ月くらいまでは栄養価の高いアルファルファを使用しているペレットがおすすめです。

おすすめのペレットは「メディマル デグーフード」です。

生後4ヶ月〜4年くらいのデグーにおすすめのペレット

生後1年で人間の20歳くらいとなります。この頃のデグーは好奇心もあって個性も出てくる頃。
活発に動き回るのでまだまだ栄養価の高いペレットがおすすめです。

前の章で紹介した「メディマル」か、「デグーセレクション」・「デグーセレクションプロ」がおすすめです。

4年〜のデグーにおすすめのペレット

デグーの年齢は生後〜1年で人間の20歳、それ以降は1年で10歳ずつという計算をします。なので、4年目のデグーは人間の40歳程度ということですね。この頃になると少しずつ運動量も少なくなり始めて、硬いものをかじらなくなるデグーもいます。

なので、粗タンパク質が少なめの「ハイペット チモシーのきわみ」・「チモシーの恵」がおすすめです。

太りがちなデグーにおすすめのペレット

ちょっと太ったんじゃない?って時には、低カロリーで高繊維な「三晃商会 デグー・プラス ダイエットメンテナンス」・「チモシーのきわみ」・「チモシーの恵」がおすすめ。

デグープラス ダイエットメンテナンス(300g*2袋入)

おすすめのペレットは以上となりますが、次の章からはペレットのお悩みを解決していこうと思います。

デグーを飼っていくうえで必要になる知識ですので覚えておくと良いでしょう。

ペレットに関連する悩み

デグーがペレットを食べない・食べ残す

食べなくなるときもあります。

いつも食べているのに食べなくなると心配になりますよね。

理由はいくつか考えられるのでペレットをあげた際に様子をチェックしてみましょう。

  • ペレットの種類をいきなり変えた
  • 好みのペレットではない
  • 保存方法が良くない
  • 病気にかかっている
  • ストレスがある
  • 歯が伸びすぎている
  • おやつをあげすぎている
  • ペレットをあげすぎている
  • 硬いものが食べられなくなってきた

ペレットは湿気に弱いので必ず密閉できる容器などで保管しましょう。

ペレットの種類を変える際は急に変えるのではなく、今食べているペレットに新しい種類のペレットも少しずつ足してください。

なにか病気にかかっている時は、他に上げているチモシーやおやつなどの食べ具合も確認。

もし病気の可能性がある時は早めにデグーを診療できる動物病院で診てもらいましょう。歯が伸びすぎている場合も動物病院で切ってもらうことができます。

高齢になると硬いものが食べにくくなるので、その時はペレットをふやかして与えるなどの対処が必要です。

予防方法としては、小さい時からいろいろなペレットをあげてなれさせておくと良いでしょう。

ペレットを隠すのはなぜ?

考えられるのは2つ

  • デグーの習性
  • ペレットに飽きた

隠す行為はデグーの習性の場合がほとんどでしょう。

野生の場合、エサを巣穴に持ち帰りそれから食べることもあるでしょうから、隠すというより保存しているつもりなのでしょう。

我が家のデグーもよく隠します。

後で食べることもありますが、食べていないことも多いです。

その他に考えられるのは、ペレットに飽きたのかもしれません。

違うペレットをあたえてみて様子を伺えば、デグーの習性で隠しているのか、飽きてしまって隠しているのかわかるでしょう。

ペレットだけ与えてもいいの?

我が家ではペレットだけ与えることはしません

最低でもペレットとチモシーを朝と夕方あげています。

その他にも乾燥野菜や生野菜、ハーブなどもあげます。

ペレットだけでも生きていけなくはないと思いますが、デグーの食生活の充実という点で考えると、いろいろな食べものをあげるのが、健康面でも大事です。

まとめ

デグーにおすすめのペレットをご紹介しました。いかがでしたでしょうか?

活発に動き回る頃は栄養価が高いペレット・年齢を重ねてきたら低カロリーで食べやすいペレットを選んでください。

我が家のデグーが一番食いつきがよいのは「チモシーのきわみ」です。ほかのペレットの場合は、おやつ→ペレット→チモシーの順番で食べるのですが、「チモシーのきわみ」はおやつと同じタイミングで食べています。

どのペレットもあまり変わらないように見えるんですけど、デグーにはおいしい物がわかるのでしょうね^^

最後までお読みいただきありがとうございます。

この他のデグーの飼い方などの情報については別記事にまとめてありますので、こちらも参考にしていただければ幸いです。