夏って楽しいことが多いですよね。学生の間は夏休みがあったり、夏フェスや花火大会、海や山でキャンプをするなど、出かけることも多くなりますよね。しかし、デグーにとって夏は過酷な季節なんです。

かわいいデグーが夏バテや熱中症になってぐったりしてしまうとかわいそうですよね?デグーは高い気温や湿度が苦手なので、日本の夏を乗り切るには、それなりの準備が必要ですよ。
デグーは汗をかかないので、暑さを感じているのかも見分けにくいです。ですから、あなたがしっかりと温度・湿度を管理してあげないといけません。
もちろん私も、デグーが夏バテや熱中症などしていないか毎日気をつけています^ ^

デグー 毛艶 るーな

しかし、そんなに大変なことはないんです。ちょっと準備しておくだけでかなり効果があると思うので、気楽にこの記事を読んでいただければと思います。

今回は、デグーが夏を元気に過ごせる4つの対策について詳しく紹介していきます。

なお、この他のデグーの飼い方は下の記事にわかりやすくまとめてますので、こちらも参考にしていただければ幸いです。

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デグーが夏を元気に過ごせる4つの対策!

早速4つの対策をみていきましょう!大事なことはデグーが快適な室温と湿度を維持してあげることです。

本やネットで調べると少しずつ情報が違うのですが、デグーが快適な温度・湿度は

  • 室温:23~28℃
  • 湿度:40~60%

が目安となります。

次の章からは4つの具体的な対策を紹介していきますね。

対策1:部屋全体を涼しくする【エアコンを使う】

エアコンでデグーの夏対策

一番簡単な方法はエアコンを使うことです。エアコンなしでデグーを飼うのは温度・湿度管理が難しくなるのでおすすめできません。

参考までに夏場の我が家(大分県)でのエアコン設定を紹介します。ドライ運転ではなく、冷房運転で利用しています。
天気予報の最高気温によってエアコンの温度設定を少し変えています。

  • 最高気温35℃以上:設定温度26℃
  • 最高気温27~34℃:設定温度27℃
  • 最高気温26℃以下:使わない

エアコンを利用している時間は8:00~24:00くらいです。

夜は私が寝るまではエアコンをつけている感じですね。

夏はエアコンを朝から夜までほぼ毎日つけっぱなしです^ ^

それと、エアコンと扇風機を併用すると効率よく部屋の気温を下げることができます。

エアコン使用時の注意点

ケージに直接風が当たらないように気をつけてください。直接の風は設定温度より低いのでデグーさんが寒がる可能性があります。

夏は電気代がかさみますが必要な経費として割り切っています。

電気代節約のために対策を施すことで、エアコン稼働率を下げることができます。

対策2:窓からの光・熱を防ぐ

窓の画像
陽の光を遮りさらに熱の侵入を防ぐことで室温が上昇するのを緩和することができます。

方法としては

  • すだれやよしずをする
  • サンシェードをする
  • グリーンカーテンを育てる
  • カーテンを遮光・遮熱カーテンに変える
  • 窓に遮熱シートを貼る
  • ペアガラスにする

などがあります。すだれ・よしず・サンシェード・グリーンカーテンは窓だけではなく、家の壁にも陽が当たるのを遮るので、壁の温度上昇も防いでくれます。

さらに、遮熱シートを窓に貼ることで、熱の伝わりを遮ることができます。

エアコンを利用している時点でデグーに快適な温度は維持できるはずなので、簡単にできそうなものだけやってみるといいと思います。

それと、ケージはどこに置いていますか?

置いてある場所や高さを見直すとさらにデグーさんが快適になるかもしれません。次の章で見直す必要があるかチェックしてみましょう。

対策3:ケージの置き場所を考える

ケージとデグーの画像

夏のケージの置き場所を少し考えてみましょう。次の3つのことをチェックしてみてください。

  • 窓の近くに置いていないか
  • 風通しの良いところか
  • 床にそのまま置いていないか

窓際の対策をしても、窓の近くは気温が上がりやすいです。

なので、可能であれば、ケージをなるべく窓から離しておきましょう。動かすことが難しいのであれば、太陽光が直接あたらないようにすると良いでしょう。

それと、風通しの良いところに移すと、ケージの中に熱がこもる心配などがなくなるので安心です。

その際に、床にケージをそのままおくのではなくて、低めのテーブルなどにおくことでケージの下も通気がよくなりケージ内の温度も下がりやすくなります。

ケージの置き場所はこれでOKでしょう。次に、ケージ内のレイアウトも変えてみませんか?

デグーさんが涼しく過ごすことができます^ ^

対策4:ケージの中をなるべく涼しくする

デグーがこっちを見ている画像

ケージのレイアウトと設置するものを見直していきましょう。ステップやまわし車などを風通し良い向きに配置しましょう。

ハンモックを涼しいものに変える

通気性のある生地のハンモックに変えておくと、デグーさんが寝ている時も涼しくなります。

ハンモックについては別記事で紹介していますので、こちらも合わせてご覧ください。
デグーのハンモックのおすすめは?試してみた中から厳選して紹介!

涼感プレートを置く

涼感プレートとは、アルミ製や大理石、陶器などを板状にした商品です。

特にデグー用のものにこだわる必要はなくて、100均で売っている陶器のお皿などでもOKです。

販売されている商品としてはこんな感じです。

夏場のデグー飼育で注意すること

夏の注意点はこんな感じです。

  • エアコンなどで涼しくなりすぎないようにする
  • エアコンが使えない時の対策も考えておく

詳しく紹介します。

注意1:涼しくなりすぎないように気をつけよう

夏でもデグーはモコモコが好き

デグーが自分の力で温度調整ができるように涼しい場所だけではなく、寒くなった時に潜ることができる巣穴も用意しておくといいですね。

うちの場合だと、いらなくなった箱にネックウォーマーを二重に巻いた物を置いています。

人もエアコンが効いた部屋で毛布にくるまると気持ちいいですよね?うちのデグーもモコモコの巣穴が好きなので、夏でも設置したままです。

注意2:エアコンが使えない時のことも考えておこう

エアコンも万能ではありませんよね。壊れてしまったり、停電になってしまうことだって考えられます。

夏の真っ最中にエアコンが使えない時どうするか、少しだけでも準備しておきましょう。

簡単ですがこんな方法どうでしょうか?

ケージの上に保冷剤+タオル

保冷剤がない場合は、凍らせたペットボトルでもOKです。冷気は下方向に移動していくので、ケージの上に置くのが良いでしょう。

特に冷やしておきたい場所、デグーさんがいつも寝ているところなどの上がおすすめです。
■注意点は
この方法だと結露しやすくなるので、湿度が上がりやすくなリます。デグーは湿度が苦手なので、長期的な利用には向かないです。

発泡スチロールの簡易型冷却装置

エアコンが使えない時に何かいい冷却方法はないかと探していたら、Twitterでとてもいい冷却装置を作っている方がいらっしゃったので紹介します^ ^

発泡スチロールの中に保冷剤を入れて、横に取り付けているパイプから冷気が出てくるということですね。

こういう冷却装置も用意しておきたいですね。

まとめ

デグーの夏対策を4つご紹介しました。いかがでしたでしょうか?

もう一度チェックしておきましょう。

  • エアコンを使うこと
  • 窓からの光と熱に注意すること
  • ケージをなるべく涼しい場所に置くこと
  • ケージのレイアウトを涼しい配置に、さらに涼感プレートなどを入れる
対策しているので、我が家のデグーは毎日元気に動きまわっていますよ^ ^

あとはデグーが自分で温度管理ができることや、風通しをよくして、ケージに熱がこもらないように気をつけておけば良いでしょう。

この他のデグーの飼い方などの情報については別記事にまとめてありますので、こちらも参考にしていただければ幸いです。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。