ハムスターとチョコレート|絶対NGな理由

ハムスターにチョコレートをあげてはいけない

ハムスターは雑食性で、いろいろな食べ物を口にするイメージがありますよね。ですが、中には命に関わる危険な食べ物もあります。

チョコレートはその代表例。人間には甘くて美味しいおやつですが、ハムスターにとっては中毒を引き起こす危険な食べ物です。

この記事では、ハムスターにチョコレートを与えてはいけない理由と、もし誤って食べてしまった場合の対処法をまとめます。

目次

ハムスターにチョコを与えてはいけない理由

チョコレート

チョコレートやココアにはテオブロミンというキサンチンアルカロイドが含まれています。この成分は、ハムスターの体ではほとんど代謝できません

  • 体内に蓄積 → 中毒症状が発生
  • 砂糖・脂肪分も多く、糖尿病や急性膵炎のリスク

部屋んぽのときは、行動範囲にチョコを置かない工夫が必要です。

ハムスターがチョコを食べたときの中毒症状

手乗りハムスター

チョコレートを食べると、以下の症状が見られます。

  • 下痢・嘔吐
  • ふらつき・痙攣
  • 多尿、呼吸の乱れ

ハムスターは本能的に弱っている姿を隠すため、症状が見えたときにはすでに重症化している可能性があります。

チョコを食べてしまったときの対処法

板チョコ

犬のように水を飲ませても吐き出すことはできません。すぐにハムスターを診られる動物病院へ

  • 事前に診られる病院を調べておく
  • 病院では胃洗浄(麻酔が必要)

麻酔は小さな体に大きな負担。予防が何より大切です。

ハムスターにおけるチョコの致死量

回し車の下のハムスター

種類 致死量 症状が出る量
ゴールデン 約8mg 1mg~
ドワーフ 約3mg 1mg未満~

犬の致死量データを参考にした推定値ですが、非常に少量でも危険であることがわかります。

まとめ

チョコレートはハムスターにとって猛毒。症状が出る前に対処できるよう、普段から危険を遠ざけ、信頼できる動物病院を探しておきましょう。

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