
ハムスターがじゃがいもを食べる姿って、とってもかわいいですよね^^ 見ているだけで癒やされる飼い主さんも多いはず。
でも実は、ハムスター自身は「体に良いかどうか」を判断できません。 だからこそ飼い主がしっかり注意してあげることが大切なんです。
特にじゃがいもは部位や与え方を間違えると中毒や病気を招く危険がある食材。 この記事では「与えても大丈夫な部分」「危険な部分」そして「適量の目安」をまとめました。
ハムスターにじゃがいもを与えるときの注意点

ハムスターは雑食性で、野菜や果物を食べることができます。じゃがいももOKですが、注意すべきはソラニンという毒素。
- 芽
 - 皮
 - 緑色に変色した部分
 
これらにはソラニンが多く含まれ、下痢や嘔吐、重症だと死に至る可能性があります。 人間なら少量で問題なくても、体の小さいハムスターにとっては危険なんです。
あげて良いじゃがいも・ダメなじゃがいも

◎あげて良い部分
色の良い中心部分を茹でて与える
✗あげてはいけない部分
芽・皮・緑の部分、生のじゃがいも、腐ったもの
生のじゃがいもには「プロテアーゼ阻害物質」という消化を妨げる成分も含まれています。必ず加熱してから与えましょう。
皮・芽・葉は絶対NG!

皮・芽・葉はソラニンが特に多い部分。どんなに小さな量でも危険なので与えてはいけません。 調理の際は取り残しがないように丁寧に処理してください。
万が一食べてしまった場合は中毒症状が出る恐れがあります。異変を感じたらすぐに動物病院へ。
ハムスターに与える量の目安

じゃがいもは主食ではなく「おやつ感覚」で与えるのがベスト。目安は
- 茹でた安全な中心部分を5mm角程度
 - 週に1〜2回程度
 
糖質が多いため、食べ過ぎは肥満や下痢の原因になります。 ほんのひと口を楽しむ程度にとどめましょう。
加工食品(ポテチ・コロッケなど)はダメ!
ポテトチップス、フライドポテト、コロッケなど人間用に味付けされたものは厳禁です。油分・塩分・添加物が多く、ハムスターには毒になります。
まとめ|安全にじゃがいもを与えるコツ
最後にポイントをおさらいします。
- 安全なのは中心部分を茹でたものだけ
 - 与える量は5mm角をひとかけら
 - 芽・皮・葉・緑色の部分は毒があるので厳禁
 - 加工食品は絶対に与えない
 
注意点を守れば、ハムスターも安心してじゃがいもを楽しめます。
かわいい「もぐもぐ姿」を安全に見守ってあげてくださいね。

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