ハムスターが食べている姿ってかわいいですよね^^
食べている姿に癒やされる人も多いはず。
しかし、ハムスターは自分の体のために良い食べ物なのかはわからないまま食べていることが多いです。
ハムスターの健康には飼い主が気にかける必要があります。
特にじゃがいもは注意することが多い野菜です。
あげる量や部位によっては病気になることもあるので注意が必要なんです。
この記事ではハムスターにじゃがいもをあげるときのあげる量や注意点をまとめていきます。
ハムスターにじゃがいもを与える時の注意点
ハムスターは野菜や果物などを主に食べる雑食で、じゃがいもを食べることもできます。
でも餌としてじゃがいもを与えるときには、注意点としてソラニンが含まれている部分を食べさせてはいけません。
ソラニンというのは、神経に作用をする毒物のことです。
じゃがいものみどり色の部分や芽などに多く含まれています。
人間であれば少しくらい摂取したところで大したことにはなりません。
しかし、ハムスターは体が小さいので少量でも深刻な影響がでてしまいます。
量が少なければ下痢や嘔吐といった症状で済みますが、致死量を超えれば命を落とします。
ハムスターにあげて良いじゃがいもあげてはいけないじゃがいも
ハムスターには色の良い部分を茹でてあげましょう。
ハムスターにあげて良いじゃがいもというのは、色の良い中心部分です。
中心部分ならば毒性は一切なく、ハムスターが安心して食べられます。
逆にあげてはいけないのが、ソラニンが含まれている色が悪くなっている部分を残したじゃがいもです。
さらに、実はそれ以外にもあげてはいけないじゃがいもがあります。
生のじゃがいもの状態では、プロテアーゼ阻害物質という消化不良を引き起こす物質があります。
なので、じゃがいもは加熱をしてあげたほうが良いです。
また、腐っているとカビが有毒な成分をつくるので、ハムスターが食べれば中毒症状を引き起こします。
長期保存をするなら、ハムスターにあげる前に状態をよく確認しましょう。
ハムスターはじゃがいもの皮や芽や葉を食べてもいい?
じゃがいもの皮・芽・葉には、毒であるソラニンが特に濃く残っています。
ですから、絶対に食べさせてはいけません。
皮や芽を取り除くのは手間がかかるかもしれませんが、ハムスターの健康を守るためには必要な作業です。
万が一にも取り残した芽を食べてしまったときには、何らかの中毒症状が出る恐れがあります。
すぐに動物病院にいって治療をしてもらいましょう。
なお食べ物に含まれる毒物の中には、加熱をすると無害になるものもありますが、ソラニンの毒性は変わりません。なので、茹でる前に皮・芽・葉は取り除きましょう。
ハムスターにじゃがいもを与える時の量はこれくらい
5mm角のサイコロ状に切り、茹でてあげてください。
ハムスターはじゃがいもを食べられるとはいえ、生きていくために必要な食べ物ではありません。
また糖質が多く摂取しすぎると肥満の原因となります。
それに水分が多いじゃがいもを過剰摂取すると、消化器官に影響がでて下痢をしてしまう恐れもあります。
じゃがいもを与えるとすれば主食とするのではなく、おやつ程度に少量とするのが理想的です。
目安としては安全な中心部分をひとかけら、およそ5mm角のサイコロ状に切り、茹でてあげるとよいです。
ハムスターにじゃがいもの加工食品をあげても良いか
人間用に味付けされたじゃがいもはハムスターにあげないでください。
じゃがいもにはポテトチップスやコロッケなど様々な加工食品があります。
しかし、ハムスターに与える餌としてはどうかというと絶対に駄目です。
加工食品には人間が食べても問題がない程度の油分や塩分が含まれています。
しかし、体が小さいハムスターにとっては、それは大量で健康を害する可能性があります。
揚げたり塩味を付けていないものでも、ハムスターには危険な防腐剤や添加物が入っているかしれないので、万が一のことを考えたら止めたほうが良いでしょう。
ハムスターにじゃがいもを食べさせてあげたいならば、自分で皮や芽を取り除き茹でるだけで何も味付けをしていないものが一番安全です。
まとめ
ハムスターにじゃがいもをあげるときの注意点をまとめました。
最後に簡単におさらい。
ハムスターにじゃがいもをあげるときは
- 色の良い中心部分を茹でてあげる
- あげる量は5mm角のサイコロ状
- 皮・芽・葉・みどり色の部分には毒性があるので取り除く
- 人間用に加工されたじゃがいもはあげない
以上のことに注意してハムスターがおいしそうにじゃがいもを食べる姿を楽しみましょう!
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