湿度が高い時期には、洗濯物がなかなか乾かない、カビなどが発生しやすいなどの問題があります。精神的に滅入ってしまう事もある上に、からだへの影響なども心配される事があります。
そんな時は除湿機を使えば湿度を下げることができ、部屋干しの洗濯物もすぐに乾きます。
しかし、除湿機は使い方を間違えるとあまり効果が得られません。それどころか部屋の温度が上がってしまうなどのデメリットが多くなります。
この記事では除湿機の上手な使い方を紹介します。除湿機を上手に使い、カラッとした空間を手に入れましょう。
除湿機の効率的な使い方
除湿機を使う時にこの点に気をつけて使いましょう
- 空間を密閉して使う
- 洗濯物を乾かす場合は洗濯物の真下に置く
- 扇風機などで空気を循環させながら使う
- 除湿機を低いところに置く
詳しくは次の章で解説していきます。
除湿機の使い方1 空間を密閉して使う
除湿機を使う時には部屋の扉をしめた状態で使いましょう。空間が狭いほど除湿機の効果が出やすいです。6畳で使うよりも4畳半で利用したほうが効果的です。
換気扇は使わない
部屋の中と外での空気の循環がないほうが良いので、換気扇は使わないようにしましょう。
除湿機の使い方2 洗濯物を乾かす場合は洗濯物の真下に置く
部屋干しの場合は洗濯物になるべく近いところで使いましょう。
除湿機からは乾いた空気の風が出ます。洗濯物に直接乾いた風が当たるほうが早く乾きます。外干しと同じような状態を作ると効果的に乾きます。
押入れを除湿したい場合などでも同じ事ですが、押入れ近くにおいて、風が押入れの中に届くようにすると効果的です。
除湿機の使い方3 扇風機などで空気を循環させながら使う
部屋の空気を循環させることで部屋中の空気の水分量が減り湿度がさがります。除湿機と一緒に扇風機やサーキュレーターを使うと部屋の空気の循環が良くなります。
除湿機の使い方4 低いところに置く
湿気は低いところに溜まりやすいのでテーブルの上などで除湿機を使うよりは、床に置くことで湿気の吸収が早くなります。
場所ごとでの除湿機の使い方
除湿したい場所で使い方は少し違ってくるので、場所ごとの使い方をご紹介します。
クローゼットでの除湿機の使い方
一年を通じて同じ洋服などをクローゼットに入れたままにしていたり、洋服専用の部屋を設けている場合などがあります。
この場合には、可能であれば除湿機をクローゼット内、あるいは洋服置き場の部屋に設置しておくと、かなり湿気を取り除く事ができます。
衣類には、水分などの湿気があると、カビが付着してしまう事があります。衣類の寿命をもたせるためにも、近い場所に除湿機を設置するのは、上手な使い方の一つになります。
クローゼットの中に除湿機の風が届くように置くと効率的に除湿できます。
お風呂場でも除湿機を使う
お風呂場などは、湿気が溜まりやすく、カビの原因にもなっています。お風呂場を使用した後は、換気扇を回さず、除湿機をセットしておくと、除湿効果も高くなります。
お風呂場のカビを抑制したい時にはその日の最後にでも除湿機を使って湿度を取ると効果があります。
押入れでの除湿機の使い方
梅雨時期などは、一日の内に何時間かだけでも毎日かけておくと、カビを防ぎ、カビ臭い匂いなども防止できます。
除湿剤なども複数購入して、押入れにセットしておき、重ねて除湿機をかけておくのも上手な使い方です。
下駄箱の除湿機の使い方
最近では、小型の機器なども販売されています。梅雨対策は、下駄箱などのシューズ類も除湿しておくと効果があります。
一つの下駄箱だけの用量の場合には、この様な小型の機器をセットしてみる事もできます。一部屋にシューズ専用ルームを設けている様な場合には、大き目の部屋用の機器を設置する様にします。
シューズ類については、一つの工夫として、保管する場合にもシューズキーパーなどを一足毎に入れておくと効果的です
型崩れがし難い点もですが、材質によっては、カビなどを防ぐ効果も発揮してくれます。
一足毎のシューズキーパーを用意するのが難しい場合には、手製の新聞シューズキーパーなどで代用もできます。新聞紙は紙ですので水分を吸収してくれる効果があります。
まとめ
梅雨対策には、除湿機が大きな役割を果たしてくれますが、工夫次第で小物を利用しながら上手な使い方をすると、更に効果が高まります。最後に簡単にまとめておきます。
除湿機の効果的な使い方は
- 空間を密閉して使う
- 対象物の近くで使う
- 低いところに置く
- 扇風機などと合わせて使う
以上のことに気をつけて快適な生活を送りましょう!ちなみにうちで使っている除湿機はハイブリッド式です。本体が少し大きいですがすごい除湿力です!
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