げっ歯類が好きで昔はハムスターを飼っていたのですが、デグーの可愛らしさや、なつきやすいことを知ってデグーを飼い始めました。
デグーの飼い始めるには色々用意するものがありますよね?その中でも大切なアイテムがケージです。
デグーのケージには、金網タイプ・アクリル製・水槽などがあります。衣装ケースで飼っている方もいらっしゃいます。デグーの生活の快適さを決めてしまうと言っても過言ではないので、じっくり考えて選びましょう。
ケージのタイプ、使われている素材と大きさの組み合わせで、あなたが飼う環境、デグーに最適なものを探してください。
選ぶ際に大事になるのは高さではなくて広さです。
野生のデグーはチリのアンデス山脈、標高1200mくらいの高原に巣穴を掘って生活します。乾燥している地域で巣穴から外に出ると、岩場や草原が広がっているような環境です。
お家の中には岩場や草原にある巣穴を用意することはできません。しかし、似た環境を作り出すことで、デグーが快適に過ごせるだろうと私は思っています。
今回は数あるケージの中からデグーのケージにおすすめのアイテムを紹介していきます。あなたのデグーさんが快適に過ごせるケージ選びの参考になれば幸いです。
デグーのケージにおすすめの3種類
おすすめのケージを紹介する前に少しだけケージの種類について説明させてください。
デグーを飼うのにおすすめできるケージには大きく分けて3タイプあります。
- 金網タイプ
- 水槽タイプ
- アクリルタイプ
その中でも私のおすすめは金網タイプです。
理由は、おもちゃやステップなどを金網に取り付ける事ができるので、レイアウトの自由度が高いところですね。
デグーは回し車で走りまくったり、かじり木をカリカリとかじったり、砂浴びをしたりと、ケージの中で動き回るんですよ。なので、レイアウトの自由度はかなり大事です。
その他の良いところは、タイプ別にメリット・デメリットをまとめていますので、そちらを参考にしてくださいね。
まずは金網タイプ→水槽タイプ→アクリルタイプの順におすすめの商品を紹介します。
金網タイプのケージ
金網タイプというのは下の写真のようなタイプです。
写真のケージは私がデグーの飼い始めに使っていた【イージーホーム40(ハイ)】です。
金網タイプは、上部が金網になっていて扉がついています。
下部はプラスチックで引き出すことができ、掃除がしやすい形状になっているので、便利です。
金網タイプのメリット
- 他のタイプより安い
- おもちゃやステップなどを配置しやすい
- 床面積を節約できる
- 軽いものが多い
- 掃除がしやすい
- おやつなどを金網の隙間からでもあげることができる
- エアコンなどでの温度管理がしやすい
金網タイプのデメリット
- 金網に足を引っ掛けることがある
- うんちや牧草などが周りに散らばる
- 金網をかじり歯の噛み合わせが悪くなることがある
- 赤ちゃんデグーが隙間から逃げ出すことがある
- 金網をかじる音がうるさいことがある
金網タイプのケージには100均で飼ってきたアイテムを引っ掛けたりしやすいというメリットもあります。
次におすすめの商品を紹介します。各画像から楽天市場の商品ページへ移動できます。
イージーホーム40(ハイ)
- 本体サイズ (幅X奥行X高さ) : 435×500×620mm
- 本体重量 :4350g
- 原産国:中国
- 価格:7000円前後
かなり小さいサイズのケージです。デグーを1匹で飼う場合の最小サイズのケージです。
しかし、床面積が小さくてすみますし、高さがあるので、デグーが遊ぶスペースも確保できます。
デグーが飛び降りたりしないように、階段状にステップやステージを配置しましょう。
それと、40ハイには初めてデグーを飼う方向けに必要なものをセットで販売しているお店もあります。
※デグーイージーホーム40(ハイ)で飼うときの注意点
最初は私もイージーホーム40(ハイ)を使用していました。床に敷いてある金網を外して飼っていたのですが、底のプラスチックをデグーがかじり穴が空いちゃいました。かじりクセが強いデグーさんの場合は床の金網を外さないようにしましょう。
イージーホーム80 ローメッシュ
- 本体サイズ (幅X奥行X高さ) :81×50.5×66cm
- 本体重量:9.2kg
- 原産国:中華人民共和国
- 価格:16500円前後
これくらいの大きさであれば多頭飼いが可能なサイズです。もちろん1匹だけ飼うのにもGOODです。
下部のトレーが2つに別れているので引き出しやすい。
置き場所が確保できるのであれば40ハイよりもこちらの方がデグーがのびのびできるので良いと思います。キャスターもついているので、掃除の時などに移動できて便利。
4階建て大型ケージ
こちらのケージもかなりおすすめです。なぜなら私がいまデグーを飼うのに使っているケージだからです。
- 本体サイズ (幅X奥行X高さ) :79×52×137.9cm(キャスター部含む)
- 本体重量:19.2kg
- 価格:税込18000円
デグーがおやつを持って登ったり降りたりする姿が楽しめますよ♪
金網も2センチピッチなので中を見やすいです。それと、寝床を4階部分にしているのですが、立ち上がった時に寝顔が見やすくていいですね。
ケージ内の4階でくつろいでいるデグーのるーなです。
注意点としては大型ケージなので置き場所の確保が必須です。
ケージ内の活動スペースもかなり広くて背も高いのですが、3階部分は金網の床になっているのでデグーが1階まで落下する心配は少ないです。
組立式なので、おうちにはバラバラの状態で届きます。説明書が少しわかりにくいですが、妻と2人がかりで30分程度で出来上がりました。
金網をかじる音がうるさく感じる方や、デグーの歯の噛み合わせが悪くなるときなどは、水槽タイプやアクリルタイプを利用するといいと思います。
デグーのケージにおすすめな水槽タイプ
水槽タイプは利用した事がないのですが、金網がないので、写真を撮りやすそうだなと思いました。
もし、他の動物と飼う場合などは、金網タイプよりも水槽タイプの方が、ペット同士が干渉しないので良いでしょう。メリット・デメリットをまとめます。
水槽タイプケージのメリット
- うんちや牧草が飛び散らない
- 冬暖かい
- 金網をかじれない
- 金網タイプよりも音が静か(カチャカチャいわない)
- デグーを観察しやすい
水槽タイプケージのデメリット
- 温度管理がしにくい
- 重たくて移動させにくい
- おもちゃなどの設置が難しい
- 広いケージが少ない
- 価格が高い
パンテオン ホワイト WH9045・ブラック BK9045
- 本体サイズ (幅X奥行X高さ) :905×455×450cm
- ガラスの厚み:約4mm
- 本体重量:約20kg
- 原産国:中華人民共和国
- 価格:20000円前後
パンテオンには他にもサイズがあるのですが、なるべく広いケージで飼っていただきたいので、9045をおすすめしています。
重量がかなりあるので、置き場所を決めて組立てる必要があります。
デグーのケージにおすすめのアクリルタイプ
アクリルタイプのケージも使ったことがないので、ネットなどで調べた情報になるのですが、サイズや価格などから見てデグーのケージにおすすめできるものを紹介します。
YouTubeを見ていたらすごくでかいアクリルケージを発見しました。
すごくほしいのですが、お値段が高いんですよね(T ^ T)
アクリルタイプのメリット
- うんちや牧草が飛び散らない
- デグーがよく見える
- 水槽タイプより軽い
- 冬暖かい
- 金網をかじれない
- 金網タイプよりも音が静か(カチャカチャいわない)
アクリルタイプのデメリット
- 温度管理がしにくい
- ケージをかじるかもしれない
- おもちゃなどの設置が難しい
- 広いケージが少ない
- 価格が高い
アクリルルーム 510Low
- 本体サイズ (幅X奥行X高さ) :52×43×40.5cm
- 本体重量:約7kg
- 原産国:中華人民共和国
- 価格:23000円前後
1匹で飼うのであればこれくらいの大きさでも問題なく飼う事ができます。
中も見やすいし、ケージの周りにうんちなどが散乱しないのでいいですよね。
しかし、夏場の温度管理にはかなり気をつけないとすぐに暑くなりそう。
それと、先ほどのYouTubeに投稿されていた巨大なアクリルケージはこちらのサイトのオーダーメイド商品でした。既製品も充実しています。
まとめ
デグーを飼うのにおすすめのケージをご紹介しました。
金網タイプがレイアウトのしやすさや、温度管理の面から見て一番おすすめです。
しかし、お住まいの状況やデグーの他にペットを飼っているかなどを考慮して、デグーが快適に過ごすことのできるケージを選んであげてください。
個人的には巨大アクリルケージすごく良さそうだなぁって思いました。
各タイプのメリット・デメリットも参考にしていただけると幸いです。
紹介したケージ以外に、おすすめがございましたらぜひコメントしていただけるありがたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回紹介した商品
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