自宅のwifi親機(無線LAN親機)を新しいものに替えたんですよ。
しかし、wifiは、繋がっているんですけどなんだかおかしい。
ケーブルインターネットの契約が30Mプランなので、そこまで早くはならないとは思うのですが、以前より遅くなった気がするんです。
リビングにwifi親機を設置して11ac(5Ghz帯)という規格でiPhoneと接続しているんですが、リビングから少し離れると、すぐ電波が弱くなるし、遅くなる。
新しいものに替えたのに遅くなるなんてなんだか損した気持ちで、納得いきません!
今回はwifiが遅い原因と改善方法を探っていこうと思います。
wifiが遅い原因
おはようございます☀
家のwifiが遅い。
なんで? pic.twitter.com/4qmnT0h7hU— ま☆ぐみ (@butsuyoku_QUEEN) April 10, 2020
Googleの検索窓で「インターネット速度テスト」と入力して実行すると回線の速度を計測できます。ツイッターの方のように「ダウンロード速度が非常に遅くなっています。」などが表示されるのであればだいぶwifiが遅いということなんです。
まずはなぜwifiが遅くなるのか理解していきましょう。
遅くなる理由と原因を探ることで、対策を立てられるようになるはずです。目に見えるものではないので、改善することは難しですが、簡単なものから順番にやってみましょう!
wifi電波状況が悪いとwifiが遅くなる
wifiは電波の状態が良い時は、高速でwifiルーターとスマホなどがやり取りできるのですが、
電波の状態が悪くなると、お互いが通信のできる速度を探るために通信速度を下げていきます。電波状況が悪いほどwifiが遅くなるという悪循環になってしまいます。
なのでwifiにつながっているけども、インターネットのページが開かないとか、動画が途中で止まるなどの現象が起きてしまします。
なぜwifiの速度が遅くなるのか?
wifiが遅くなる原因は大きく分けて4つあります
- wifiルーターとの距離が遠い
- wifiルーターとの間に障害物がある
- wifiが使っている周波数が混線している
- wifiルーター本体が古い
それぞれのwifiが遅くなる原因を順番に詳しく見てきましょう。
wifiが遅くなる原因1 wifiルーターとの距離が遠い
距離が2倍になると電波の強さは4分の1に、3倍になると9分の1に落ちてしまいます。電波の強さが少し弱いからといって、通信速度が落ちまくるということはないのですが、弱いより強い方が速度を出すには、間違いなく良い。
wifiルーターの近くでスマホなどを使えるのが一番良いですね^^
wifiが遅くなる原因2 wifiルーターとの間に障害物がある
家でwifiを利用するのに避けて通れないのが、壁や扉、天井などの障害物です。
wifiルーターからの電波を邪魔する障害物の種類には、以下のものがあります。上の方ほど電波を遮る力が強いです。
- 金属
- コンクリート
- 木材
- 紙
- ガラス
ガラスに特殊加工(熱線処理やUVカットなど)している場合は、電波を遮断する力が強くなります。
同じ室内などwifiルーターとの間に邪魔な障害物がないのがベストです。
wifiが遅くなる原因3 使っている周波数が混線している
2016年9月現在のwifiは2つの周波数帯を使います。5Ghz帯と2.4Ghz帯です。
同じ周波数帯を使う端末が増えるほど、wifiの電波環境が悪くなると言えます。
- スマホなどをたくさん利用している
- 自宅以外の親機からの電波
- 電子レンジや自宅電話が無線(2.4Ghz帯)
- Bluetooth(ブルートゥース)を使用している(2.4Ghz帯)
wifiルーターは、子機1台ずつと通信を行っていて、ものすごく短い時間に複数台の端末と通信をしています。
同じ周波数を利用している機器が増えるほど通信環境は悪くなるんです。
近隣の親機が同じ周波数帯を利用していると影響が出ることもあります。wifi機器は電波が衝突しないように、譲り合って電波を出しているので、近隣の電波が出ている時は、こちらは待ち時間になります。(すごく短い時間で交代ごうたいに送受信している)
2.4Ghz帯を利用している場合は、電子レンジやBluetoothの影響を受けてwifiが遅くなることがあります。
wifiが遅くなる原因4 wifi親機が古い
私は親機をネットオークションで買ったんですよね。
通常の金額より少し安かったんですけど、バッファローのアウトレット品(B級品)だったので少し不安があります。アウトレット品とはいえ、商品展示でお店に置いていたいう程度ですけど、親機が原因の可能性も。
YouTubeでもwifiが遅い原因が紹介されています。
原因は大抵の場合上記の中にあると思います。ここからは上記の内容を踏まえた上で、wifiの電波環境を改善する方法を一緒に探っていきましょう。
wifiが遅いのを改善する
改善するといっても、そんなに難しく考える必要はないですよ、まずは簡単な方法から順番にやっていきましょう。
- wifiルーターとスマホなどの配置を変えてみる
- wifiルーターのアンテナの向きを考える
- 5Ghz帯と2.4Ghz帯を変えてみる
- wifiルーターのファームウェアを更新してみる
- wifi中継機を導入する
- 2台目のwifiルーターを導入する
wifiルーターとスマホなどの中間距離に設置して、wifi電波を中継する機器のことをいいます。
wifiが遅いのを改善する方法1 wifiルーターとスマホなどの配置を変えてみる
さあ、簡単なことからやってみましょう。まずは、wifiルーターの置いてある場所を変えてみましょう。
家の端っこなどに置いてあるのであれば、なるべく家の中心付近に移動させましょう。
wifiを遮断するものを少しでも減らすために、金属製の棚の中にはおかない、棚のうえなど少し高い位置に移動できればwifi電波を遮断するものが減りさらにgoodです!
wifiが遅いのを改善する方法2 wifiルーターのアンテナの向きを考える
アンテナが親機本体の外に取り付けられているタイプは、向きを調整してみましょう!
親機のタイプによって違いますが、いつもPCやスマホなどを利用する方向にアンテナを向けましょう。アンテナが親機内臓の場合は、本体の向きを変える必要はないですが、気分的には変えたいですよね!
wifiが遅いのを改善する方法3 5Ghz帯と2.4Ghz帯を変えてみる
今2.4Ghz帯で子機を接続しているのなら、5Ghz帯に変更してみるのもいいですよ。
私が購入したバッファローのwifi親機(無線LAN親機)では、二つのSSID(ネットワーク名)が用意されており、写真を見ていただきたいのですが、SSID名の上が5Ghz帯、下が2.4Ghz帯となっています。
wifiが遅いのを改善する方法4 wifiルーターのファームウェアを更新してみる
ファームウェアとはwifiルーターを制御しているプログラムのことです。
更新することで、wifi速度を改善できることがあります。
使っている【親機名+ファームウェア更新】で検索すれば方法は、すぐにわかると思います。
どんな感じで更新が進むのかは、動画を御覧くださいね。
wifiが遅いのを改善する方法5 wifiルーター中継機を導入する
上記3つの方法を試しても改善されない場合は、中継機を導入することを考えてみましょう。
もし、親機を買い換えた場合は、以前使用していた親機を中継機として利用することもできることがあります。
中継機として利用できなくても、写真のような感じで、切り替えスイッチが付いているタイプであればAP(アクセスポイント)として利用できます(ブリッジモードともいいます)。有線で接続する必要があります。
切り替えスイッチがなく、使えそうになければ、中継機購入を検討しましょう。wifiルーターと中継機を接続するのはとても簡単で、自動設定ボタンでつなぐことができます。
子機側で設定することは特にありません。設置場所は、親機の電波が強い位置に設置しましょう。
まとめ
wifiが遅くなる原因を探って改善する方法をご紹介しました。
原因は大きく分けて4つ、距離・障害物・混線・wifi親機でした。
多くの場合、上記した中に原因があり1つの原因だけではなく、2、3個の原因、あるいはさらに複数の原因が重なっていることもあります。
- 親機を変えて突然速度が遅くなったのか…
- いつも遅いのか、早い時もあるのか…
- wifiが切れてしまうことがあるか…などなど
私の家のwifiは置き場所を変えて、さらにファームウェア更新したらかなり改善しました。
原因を一つずつ調べて、ある程度しぼりこめたら、簡単な改善方法から試してみるといいと思います。